子どもにBASICを教えてみる

10歳の息子にプチコンでBASICを教えてみました
初めの目標は「九九表を表示させる」です
ちなみに九九表を選んだのは結城浩さんのJava本で演習に使われていたのの真似です

はじめに

いったいBASICで何ができるのかがわからないことには話が始まりません
プチコンにはBASICで動くサンプルプログラムが付いています
タッチペンでのキー入力から始まって編集の仕方や実行の仕方や読み込み保存などを覚えます

文字を表示する

基本はHello Worldというかまずはここからです
簡単な文字列を表示してみます

PRINT "コンニチハ"

ここでついでに変数も覚えます
変数があると同じ命令で違う結果が出ます

X=1
PRINT X
X=2
PRINT X

変数の計算の書き方も覚えます

X=1
Y=2*X*X+3
PRINT X
PRINT Y

実行する順番を変化させる

やりたいことによっては順番を変えないといけません
ラベルとGOTOを覚えます

X=0
@LOOP
PRINT X
X=X+1
GOTO @LOOP

実は九九表の表示には直接関係ありませんが実行する順番が変わるということを理解します
同じように関係はありませんが条件分岐を覚えます

X=0
Y=1
IF X==Y THEN PRINT "オナジ"
IF X!=Y THEN PRINT "チガウ"

プチコンBASICはIF文の比較で == を使います
代入とは何か違うということを理解します

決まった回数繰り返すやり方

IFとGOTOでも繰り返し実行はできますがFOR〜NEXTで簡単に書けるので楽をします
ついでに文字と数字を混ぜて表示する方法も覚えます

FOR I=1 TO 10
PRINT "I = "; I
NEXT I

ここでIがいくつ表示されるかも確認します

九九表を表示させる

ここまでの知識で九九表のプログラムを作ることができます
息子も考え考えですが作ることができました

この次は「1000までの素数を表示させる」に挑戦しましたがそれはまた今度書きたいと思います